松尾画報

辺境のカンガルーの近況

衝撃的だった野菜

こないだのスピードゴルフを知ったときももなかなかの衝撃でしたが、

アボカドと初めて出会ったときも、かなりの衝撃でした。

 

 

私がアボカドを初めて食べたのは、大学生のとき。

「マグロみたいな味の野菜がある」と、所属してたサークルで話題になったんですね。

少し離れた高級スーパーに売ってるアボカドっていう珍しい野菜は、

醤油マヨをかければかなりマグロっぽい味になる、と聞きました。

 

 

最初は冗談半分に聞いていたんですね。

「バニラアイスに醤油をかけたらみたらしだんごの味」

「ホットミルクとたくあんでコーンスープの味」

みたいな、味覚だまし的な、そういう類のものと思ったんです。

 

 

でもせっかくなので、みんなで買いに行って食べてみよう、と。

結果は………、う~~~ん、まぁ、マグロっぽいと言えなくもないかな…?

けど、なんか筋張ってるというか、食感が違うよねぇ?醤油マヨでごまかされてないか?

という話になったのを覚えています。

 

 

でも、なんか野菜にしては妙な歯ごたえというか。

今思えばまだ熟れきってなかったんでしょうけど、変わった食べ物だと思いましたねぇ。

今やマグロみたいな野菜なんていわれることもなく、どこのスーパーでも売っていて、

サラダやらバーガーやら、飲食店でも珍しくもなんともないですが。

 

 

思えばあれから20年近くが経ちますが、

「なんだこの野菜」と思った経験は他にないですねぇ。

あのなんともいえない衝撃、また味わってみたいなぁ。

そう思うとエキサイティングな出会いでした。