松尾画報

辺境のカンガルーの近況

脱力

もうひとつ、毎年毎年、飽きもせずに思うのが、
「早く涼しい季節にならないかな」ということ。

高温、多湿が苦手なんですよぅ、本当に。
低温、乾燥は対策するし、なんならそれが楽しくもある。

けど嫌なことばかり見てたって仕方ないし、
この季節のいいところも考えていきましょうか。

根拠はないんですが、歳をとるほどに思うのは、
「あたたかい方が平和だな」ということ。

「寒いと殺伐とする」という一辺倒なわけではないですけど、
やっぱりあたたかい方がだらだらしてる気がする。

世界平和がどうとか大きな話ではなく、
あくまで一個人の、6月の雑感です。

日本は特に4月始まりでワンシーズンですし、
ちょっと谷間な感じ、ありますよね。

新しい環境にもちょっと慣れて日も長く、
抜き差しならない空気って感じではない。

本格的な夏が来れば思うこともあるだろうし、
今はちょっと日々に流されてもいいか、というね。

あー、なんにも出来ないし、このままじゃダメだな。
…でも、この頭がふんわりする感覚も悪くない。

こういう空気感も、意外と得難いもので。
お前の私感じゃねーか、と言われたら返す言葉ないけど。

けどまー、ちょっと窓の外、見てくださいよ。
なんかもう、締まりねーなぁって日々の香り、ありません?

どれだけ忙しくしたってまとわりつく空気。
そういう季節も、またいいじゃない。