松尾画報

辺境のカンガルーの近況

窓を眺める

ぼーっと何かを眺めるのっていいですよね。
例えば、窓の外とか、窓まわりとか。

仕事の日は、昼食後に窓を眺めることにしています。
行儀良くないですけど、机によいしょっと足をあげて。

大した景色でもないんですが、窓を開け、眺めます。
1Fの飲食店の客引きの「いらっしゃいませー!」を聞きながら。

ゆらゆら揺れるブラインドの影なんか眺めて。
そのうちにうとうと…、あぁ、サイコー、zzz。

ある日は、ぽつぽつと弾ける雨の音。
さーっという濡れた路面を走る車の音も好き、zzz。

ある日は、セミの大合唱を聞きながら。
額に汗を感じながら、うーん暑い、zzz。

夏の昼寝って、風流ですよね。
ここ10年はちょっと暑すぎる気もするけど、風流は風流。

窓ひとつでも十分なエンターテイメントです。
生きてるだけで丸儲け、ですよね。本当に。