松尾画報

辺境のカンガルーの近況

狂熱

またまた前回の記事のことを引っ張ります。

 

タイトルで「混沌」という単語を使ったんですが、

この単語を聞くと思い浮かぶメロディがあります。

知ってる人は知ってる、知らない人は知らない、パックロックバンドの曲。

 

もう15年以上前ですが、とあるドラマの挿入歌になっていたので、

どこかで聞いたことある人もいるかもしれませんが。

青春をテーマにした曲で、こんな歌詞があるんです。

 

 

 

『混沌と混乱と狂熱が 俺と一緒に行く』

 

 

 

この歌詞だけ読めばなんだかよく分からないんですが、

青春時代、ある年齢のときに特に味わう感覚といいますか、

不器用で強烈な熱量がうまく表現できているなぁ、と思うんです。

 

一曲の歌詞の中で、いくつか展開があるんですよね。

手につけたことをすぐに投げ出して、自嘲してみたり。

自分はかっこ悪く地面に這いつくばってる時に、あの娘は高く跳んでいたり。

でも時間が止まればいいのにって思う瞬間にたどり着くこともあったり。

 

いろんな出来事や感情が混ぜこぜになって、訳わからないんだけど、

そういうの全部が「俺と一緒に行く」感覚があるんです。狂熱を伴って。

 

例えばむちゃくちゃ忙しいときって、妙にというか、変な充実感があったりしませんか。

大人になってからは、やっぱり仕事がそのシチュエーションになりがちですが。

青春時代は、そんな濃い時間がナチュラルに毎日流れていたのかもしれません、今になって思うと。

 

私が昔所属してた広告制作会社も、こないだ見た宿泊関係のクライアントの会社も、

混沌と混乱と狂熱と一緒に過ごしていたように思います。

ある意味、第二の青春時代がきたみたいな、そんな日々です。

クライアントの会社は現在進行形ですね。2020年頃まで続いちゃうのかな。

 

そういうのって、それなりの時間が経てば過ぎ去ってしまうものだと思うんですよね。

そして過ぎ去ってしまって数年すると、ちょっと懐かしんだりする。

うーん、そういうこと考え出すと、本当に歳とってきたなぁ…、と思いますね。

なんにせよ、大きな熱量を感じました。

 

 

 

書いてて思ったんですが、育児も混沌と混乱と狂熱を伴ってますね。

混沌と混乱と狂熱を伴って、毎日一緒に行っております、保育園に。