松尾画報

辺境のカンガルーの近況

前回の続きで、処分のお話で言えば…。
2018年の末に、カメラ機材をぐっと処分しました。

いるようないらないような、趣味みたいなレンズ群や、
予備機材的な意味で増えていく各種サブ機材など。

カメラの世界ではよく「沼」という言われ方をします。
レンズ沼、三脚沼、バッグ沼、ストロボ沼、スタンド沼、いろいろ。

どこまでいっても改善点、最適解を求めちゃうんです。
そういうのを考えるのも、また楽しかったりするわけですけども。

私は趣味というより、仕事として写真の世界にハマっていったので、
機材の購入もなんだか言い訳が立ったんですよね。

しかし、20年近くもそんなことやって機材が増えてくると、
「さすがにもう最小限の機材だけでいいか…」となります。

練習によく使った、ものすごく古い単焦点レンズ。
味がある描写なんですけど、マニュアルフォーカスだしな…。

ものすごく重たいがっしりした三脚。
最近の現場では、安定性より機動性の方が大事だしな…。

小さな被写体を接写するためのストロボ。
仕事用に買ったはずだけど、趣味でしか使ったことないな…。

そんな感じで思い出の機材たちのシェイプアップしていきました。
が、次は残した機材たちのガタが気になってきています。

いっそミラーレスシステムに総入れ替えするか…。
いやでも、まだ発展途上のシステムだし、なにより軍資金が…。

どこまでいっても沼、沼、沼。
誰かこの沼全てにコンクリートを流し込んでほしいです。