松尾画報

辺境のカンガルーの近況

季節の音

「フォークトロニカ」という音楽ジャンル、
すごく好きなんです、私。

なんなんだそれ?と聞かれても、
説明が難しいところもあるんですけど。

エレクトロニカをベースにしつつフォーク感を足し、
ビート感を保ちつつ、生楽器を多めにした感じというか。

ふわっとしてたり、ピコピコしてたり、
シャキシャキしてたり、ドゥンドゥンしてたり。

JAZZっぽい生感よりは、民族音楽っぽい生感というか。
地上にあるものに地下感を加えるというか。

わりと文化的な趣がある傾向にあるような気がします。
基本、コンピュータで作るんだけど、人肌が感じられる傾向。

代表的なアーティストもそれほど知名度が高くなく、
アルバムが変われば、全然違う空気感になっちゃったり。

「まずはこれ聴いてみてよ」っていうのが選べない。
なんともつかみどころが難しいジャンル。

で、それの何がいいんだって話なんですけど。
シンプルに、涼しい季節にすごくマッチするんですよね。

気温に合った音楽って、やっぱりあるもので。
第4四半期には、毎年聴きたくなります。

あぁ、ようやく10月になるなぁ。
今年も気持ちいい秋冬になればいいなぁ。