松尾画報

辺境のカンガルーの近況

地形好き

ちょっと仕事の用事があって、滋賀県内を車であちこち回ってきました。

湖西・湖北も山が近くて面白いんですけど、今回は主に湖東・湖南方面へ。

滋賀の地形って、広がりがあって面白いんですよね。

山間部育ちだからでしょうか、見通しのいい平らな地形が妙に心に残ります。

 

 

大阪・京都方面から向かって大津に着くと、左手に琵琶湖が見えます。

なぜでしょうね、なぜかいつも、ついちらっと見てしまいます。

見えてくるようになると、つい何度も見てしまいます。水しかないのに。

対岸との距離感の変化とかが気になって仕方ないです。

 

 

右手の山側もなかなか魅力的なんですよね。

まず整った形の近江富士、少し先には近江八幡あたりにぽこぽこと山地があって。

小さいんですけど、安土山もついつい見ちゃいます。なんせ安土ですから。ロマン。

右手にどっしりと鈴鹿山脈、彦根を超えると前方に飄々と伊吹山地。

 

 

湖東・湖南方面は平野が広いので、同じような景色が続くんですね。

水田、川、遠くに山、少し高いところに登れば遠くに湖。

山側や湖側に向かおうとハンドルを切れば、山や湖に向かって道が一直線です。

しわじわ近づいてくるので、移動してる感がとてもあります。

 

 

用事を終えて、高速道路で大阪市内まで戻ったんですが、

まあ、ビルの多いこと高いこと。道もややこしい。

これはこれで素敵な景色なんですが、やっぱり疲れちゃいますね。

面白い形のビルが見えたと思ったら、すぐ近づいて通りすぎちゃうし。

 

 

そういえば、GW中に奈良県内の24号線や169号線を走りましたが、

奈良県も「広~く山に挟まれてる感じ」があって好きですね。

平野が素直に生駒山や信貴山に到達するわけではなく、

のそっと視界を遮る松尾山がいいアクセントを与えてると思うんですよね。

 

 

何はともあれ、久しぶりに行った滋賀県、楽しかったですね。

京都市からは山ひとつふたつ越えてすぐなんですけど、

用事がないとなかなか行かないもんで。

普段行かないところにふらっと出かける、なんて休日があってもいいかもしれませんね。