松尾画報

辺境のカンガルーの近況

向いてない

前回の、オンラインでライトな相談に応えてる司法書士さん。

そんなの無料でよくやるなぁ、なんて思ってたんですが、

私も同じような状況といいますか、そういうのをやらざるを得なくなりました。

 

 

 

私も参加している、ライター数人のグループでやっている仕事があります。

あちこちの病院を回っていろんな役職の方を取材する仕事なんですが、

カメラマンが同行せず、ライターが取材対象者の顔写真を撮らないといけないんですね。

 

そんなに凝った撮影環境を作るわけではないんですけど、

自分で撮るのに慣れてないライターにはよく分からない部分も多いので、

ハシモトさん、カメラマンの仕事もしてるよね? ひとつレクチャーしてくれない? という依頼。

 

むぅ、たしかに病院って意外と照明が暗かったり、

窓からの光が強すぎたり、ものが多くて背景が選びづらかったり、

失敗写真になりそうな要素がいくつかあるんですよね。

 

よし、どうせなら写真の基礎知識から教え込んだろ!

と思って、ちょっと気合を入れて資料を作ることにしました。

お世話になってるライターさんからの依頼だったので、断りづらかったですしね。

 

そして先日、貸会議室で90分ほどレクチャーしてきました。

が、やっぱり人に過不足なくものを説明するのって難しいんですよね。

90分では細かいところまで伝えきれず、続きは居酒屋で打ち上げしながら話すことに。

 

まあでも、同世代の人が数人寄ってお酒飲めば、話はおのずと子どものことになりますよね。

3時間強、みっちりと教育に対する考え方をディスカッションしてきました。

写真? そんなのもうスマホでパシャで十分十分! はっはっはー! てなものです。

 

帰り道に思いました。いやぁ、楽しい飲み会だったなぁ、と。

あれ? 今日は何しに行ったんだっけ…。

まぁいいか、結局は知識より現場での経験が一番大事だものね…。

 

 

 

向いてないみたいです、誰かに何かを教えるのって。

資料作りも楽しかったですけど、ストレス解消にはなるという感じではなかったですし。

ああいうのをさらっと出来る人、尊敬しちゃうなぁ。