松尾画報

辺境のカンガルーの近況

二杯

赤穂市に仕事で行ってきました。
お昼前に着。13時集合なので、微妙に時間があります。

じゃ、赤穂といえば塩だろう、ということで塩ラーメンを食べましょう。
リサーチ済の、口コミサイトで評価が二分していた駅近のお店に。

高評価曰く「昔ながらの素朴な美味しい塩ラーメン!星5つ!」
低評価曰く「味が薄い!外食でこれはダメ!星1つ!」……うーむ。

意を決して、一番シンプルな塩ラーメンを頼みます。
うん!薄ッ!でもまぁ、あっさり味でこれはこれで美味しいかな。

心の中で星3つを付けて、仕事に向かいます。
そして仕事を終え、18時頃に再び駅に戻ります。

同行の編集者・ミズヌマさんがおずおずと言います。
「あのー、ハシモトさん、晩ご飯行きません?塩ラーメン食べたくて」

なんと、私が昼食べたお店、ミズヌマさんも気になっていたようで。
口コミサイトの評価の二分っぷりがどうしても気になる、と。

私が昼に食べた感想も伝えたんですが、それでますます興味持っちゃって。
結局、昼に引き続き、再訪することになりました。

塩ラーメンを一口食べたミズヌマさん、んんッ!と唸ります。
「うん、なんというか素朴で、これはこれで美味しいかな…」

そして食べ終えた後にぽつりと言いました。
「…うん、美味しいかな。いや、どうかな。分かんねぇなぁ、これ…。星3つかな」

分かります、すっごく分かります。
塩ラーメンの美味しさの基準って、なんだかよく分からない。

濃けりゃいいってもんじゃないんでしょうけど、薄けりゃいいってものでもなく。
いろいろ滲み出たって感じの味ではなかったんですが、そういうものかな?

塩ラーメン修行が足りないなと思いました。
今度、名店といわれるお店で食べてみようかな。

ちなみに私は夜は醤油ラーメンを食べたんですが、こちらもさっぱり系の薄味。
星3つでした。なんだかもう、よく分かんねぇなぁ…。