松尾画報

辺境のカンガルーの近況

不思議な再会

 

「道端でわりとよく会う」

そういう先輩が一人います。

とはいっても1年に1~2回とかそれくらいなんですが、

なんだかぽつぽつとコンスタントに会います。

そんな状況が7年ばかり続いています。

 

 

2ヶ月に1回くらいでばったり、という感じなら、

行動の範囲や時間が似てるんだろうなー、と思うんですが。

たまたま入った普段行かないスタバや、休日の駅のホームでも会ったりします。

祇園祭の人混みの中であったこともあります。

一歩ずつしか進めないような大混雑の中で、なんでまた…?

 

 

決して会えて嬉しくないという類の人ではないんですが、

よしじゃあ今から飲みに行こう、というほど付き合いの深い方でもなく。

おお、久しぶり、元気?  ええ、元気です、先輩もお変わりなく?

おう、元気よ、じゃあまた。  はい、またばったり会いましょう。

いつも5分程度さらっと会話をして、さらっと別れます。

 

 

先輩は、会うたびに少しずつ風貌に変化が見られます。

ちょっと太ってたり、もしくは痩せてたり。

髪をバッサリ切ってたり、もしくは伸ばしてたり。

小綺麗にジャケットを羽織ってるとか思えば、

レゲエにハマりだしたんですか?みたいなラフな服装だったり。

 

 

私の中で、もはや風物詩となりつつある人です。

次はいつどこで会うんだろう。

そして、どんな風貌に変わってるんだろう。

 

なんだか不思議なものですね。