松尾画報

辺境のカンガルーの近況

一辺倒

阪神・大阪梅田駅の近くにドーナツ屋さんがあるんですよね。
以前はチェーン系パン屋さんだったんですが、
今年の春にチェーン系ドーナツ屋さんに。

パン屋さんのときも何度か買おうとしたんですが、
なんだかんだで踏みとどまっていました、毎回。
「美味しそうだけど、なんか今はパンの気分じゃない」ばかりで。

が、ドーナツ屋さんに変わってからは、ちょくちょく買ってます。
「なんか今はドーナツの気分じゃない」日でも購入。
ふらふらっと引き寄せられて、ひとつふたつ買っちゃいます。

別段甘いものが好きなわけでもないんですが。
週1回くらいは、夕方コーヒーのお供として買っちゃいます。
コーヒーお供パンは買わないのに、コーヒーお供ドーナツはなぜ買うのか?

考えてみたところ、幼少期の記憶にひとつ思い当たる理由がありました。
うちの母親、ドーナツを買うときは、なぜか必ずフレンチクルーラーオンリー。
ドーナツ=フレンチクルーラーだったわけです、実家住まいの頃の私。

なんであんなにたくさん種類があるのに、毎回フレンチクルーラーだけなの?
子どもの頃から思っていました、そういえば。
その反動からくる探究心で、ついいろんなドーナツを買い求めちゃうわけですよ。

フレンチクルーラーの味なら、いつだって思い出せます。
けどそれ以外のドーナツの味は、すぐにピンと来ない。
気になるな…ちょっと買ってみるか…てな具合に。

次に実家帰ったときに聞いてみよう。
なぜうちの母親は、あんなにもフレンチクルーラーばかり買い求めたのか。
フレンチクルーラーだけ10個って、おかしいですよね?ね?

しかし、選んでて楽しいんですね、ドーナツって。
おそらく今週も1~2回は買っちゃうことでしょう。
フレンチクルーラーは買いませんけどね、絶対に。