松尾画報

辺境のカンガルーの近況

一年の目標再設定のすすめ

さて、年が明けて、早くも90日が過ぎようとしています。

今年もあと275日くらいありますね。うん、まだまだあるなぁ・・・。

さて、元日に今年一年の目標を立てた方も多いかと思いますが。

立てた方、その目標、覚えていますか?

そんなもんもう忘れちゃったぜ、って方も多いんじゃないんでしょうか。

 

 

 

私のが正月に立てた一年の目標は「インテンシティを高く」です。

え? ちょっと意味分かりません…、という方が多いかと思いますが。

そうでしょうね、これ、ほぼサッカー専用みたいな用語です。

 

こういう意味だ、と明確に定義されている言葉ではないんですが。

「強い身体と意志でボールを奪いにいって、奪えたら効率よく速攻でゴール狙いにいこうぜ」

みたいな感じに解釈しています、私に限っては。

 

 

 

私、何かにつけて立ち止まって考え込み、物事が停滞する悪癖があるのを自覚しています。

そういうときは、インテンシティが高いサッカーのプレーを思い浮かべて行動するとうまくいくんです。

「ああ、考え込むのはまた今度!強く!そして速攻!」という気分に一瞬で切り替わります。

悪癖に対処する思考を呼び起こすためのフレーズなんですね、私にとって。

 

「インテンシティが高いサッカーをするように、強い意志を保ちつつ、やるべきことを迷いなくさっとやろう」

要はそういうことなんですけど、いかんせん長すぎる。

かといって「高い集中力を維持し、すぐに行動する一年に」とか真面目に言ってもダメなんです。

キレイにまとまった優等生フレーズは、なんだか心に響かずに忘れちゃいます。

 

でも、インテンシティが高いサッカーには興味があって、ポジティブな印象を持っているので、

「インテンシティを高く!」と念じると「おう!いいね!そうする!」となっちゃうわけです。

歳をとる度に、単純バカな人間でよかった、と実感する日々です、ほんとに。

 

 

 

まあ、何が言いたいかというとですね。

自分が覚えやすい、すぐ口から出るようなフレーズで一年の目標立てた方がいいと思うんです。

愛着があったり、繰り返し言いたくなるようなフレーズ・キーワード。

シンプルな方がいい気がしますが、本人が良ければ別に長くても構いません。

古い言い方で言えば、おまじないみたいなもんですかね。

 

 

 

あくまで私の場合は、ということなんですけどね、これ。

でも、けっこう、皆さんにも当てはまったりしませんかね?

一年の目標をすぐ忘れちゃう人は、ちょっと言い方変えてみるといいかも。

年始に立てた目標がすでにぼんやりしている人は、

例えば4月というキリのいい時期に、なにか新しく目標立ててみるのもいいかもしれませんよ。

 

ちなみに私の嫁の今年の目標は「ナイス育児!」だそうです。

「ナイス育児!ナイス育児!」と言いながらおむつ変えたりしてます。

ド直球で絶対忘れませんね。それもまたよし。