辺境のカンガルーの近況
プレミアムな考え方
新婚旅行で行ったパリの夜のお話。
ちょうど今くらいの時期に行っていたんですが、日没が22時くらいだったんですよね。
18時くらいに夕方のようになって、それが数時間続く感じで。
旅行6日目、モンマルトルの丘近く、パリ市街を見渡せるカフェのテラス席でワインを飲み、
なかなか沈まない夕日を見ながら、昼間に添乗員さんがバスの中で言った言葉を思い出していました。
給料から税金どっさり引かれるんですよね、この国の人たち。
残業ガンガンして稼ぐなんてのも、厳しく規制されているんです。
でも、その分だけ老後はちゃんと保証してもらえるわけなんです。
必死に貯金しようなんて気、なくしちゃいません?
しかも、18時に職場出て、外はまだ数時間以上うす明るいわけですよ。
そりゃあ、家帰る前にテラス席でワインでも飲もうかってなりますよねぇ。
人生を謳歌しないと損だって気持ちになりますよねぇ。
これを聞いて、私はなんだか妙に納得しちゃいました。
まあ、そういわれればそうだな、と。
この添乗員さんの言ったことが、実際どこまで正しいかは分かりませんが。
でもたしかに「人生をしっかり楽しむ」という意識は欠けがちかもしれませんね、私たち。
変に真面目すぎるなぁ、とよく思います。
いやね、”プレミアムフライデーの効果がいまいち出ない”というニュースを見てですね。
制度の改革はすぐできても、意識の改革はすぐにはできないなぁ、と思って。
今月こそやってみたいんですけどね、プレミアムフライデーらしい金曜日。
月末の週末はどうしてもバタバタするんですよねぇ、難しいなぁ。