松尾画報

辺境のカンガルーの近況

ブランディング

少し前、たしか4月初頭くらいの話ですが、

「マクドナルドがクォーターパウンダーの発売を辞める」

というニュースがありました。

肉厚のちょっと高級なハンバーガーですね。

高級路線からの撤退だ、生産過程の変化が理由だと、

いろんな識者がいろんな意見を言っていましたが。

大企業ですから、複合的な要因があるんでしょう、きっと。

 

 

 

私の中では「マクドナルド=安価」なイメージです。

おいおい、その考え方古いよ、って言われるかもしれませんが、

2000年の「ハンバーガー平日65円」の強烈な印象が、

17年経った今でも残っているんですよね。

今思い返してみても、とんでもない価格ですね、これ。

 

 

 

インパクトが強すぎるのも、ときにマイナスに働くかもしれないですね。

一度持たれたイメージを変えるっていうのは、なかなか難しいもので。

 

広告の仕事しといてこんなこと言うのもなんですが、

ほんと「イメージ」の力って大きいなぁ、って思います。

 

新しい企業イメージを持ってもらうのなんて、途方もない労力が必要でしょう。

大企業になればなるほど、商品の価格ひとつ変えるのにも、

人や物やお金を大きく動かす必要があるでしょうし。

 

 

 

思い返してみれば、マクドナルドっていろんな話題性のある戦略を打ち出しますよね。

スマイル0円にしてみたり、1,000円の高級ハンバーガー出したり、

カウンターメニューをなくしたり、地域によって価格を変えたり。

成功したものも失敗したものあるでしょうけど。

 

どうしても「マクドナルド=安価」イメージが先に来ちゃいますが、

「マクドナルド=能動的で攻めてる企業」っていうイメージも持っています、私は。

興味の尽きない企業ですよねぇ、次はどう動くんだろうか。

 

 

 

ブランディングって難しくて面白いなぁ、というお話しです。

このテーマで書いてみたいこと、たくさんあるんですけど、

ちゃんと書こうとするほどに長文になっちゃうのが困ったところですね。

 

とりあえずですね、まあいつものごとくですね、

今、ものすごくハンバーガーが食べたい気分です。

どうしても食べ物のこと書いてるとそうなってきちゃうなぁ…。