松尾画報

辺境のカンガルーの近況

テープのせいかな

先日、眠りに落ちると、頭の中に大きな音が響きました。
ああ、久々にきたぞ、これ。
「頭内爆発音症候群」というやつだ、たしか。

前回の爆発は、数年前にここに書いた覚えがあります。
爆発と同時にスーパーマリオのコイン獲得音が鳴ったんだった。
ドカーーン!コイーーン!のとき以来の爆発。

しかし、さっきのはいつもと微妙に感じが違う。
なんかこう、少し控えめで小さい音だったな。
コイン音はなし。「ドッ」って感じの短めの音。

左脳の上部あたりで鳴ったような気がするな。
普段はもっと頭いっぱいに光と音が広がる感じなのに。
しかもなんか、タイムラグというか「爆発後感」があったぞ。

そんなこと考えてるうちに、すぐにまたうとうと。
珍しいことに、もう一発やってきました。
先ほどと同じく左脳上部側から「ザッ」という感じの音。

………なるほど、正体がわかった気がするぞ、これ。
きっとあれの音だ。朝起きたら確認しよう、左側の壁。
安心して、眠りに落ちました。

翌朝見てみると、壁の下に画用紙が2枚落ちていました。
娘が描いた絵を、壁に貼っていたんですよね。
テープで貼り付けただけなので、夜中に落ちちゃった、と。

落ちた時の音からは、妙にはっきりと「画用紙感」を感じました。
硬くてざらざらしてて、落ちた瞬間に端っこが曲がったような音。
なぜかしらないけど、分かったんです、直感的に。

不思議なものですね、人間の感覚って。
そういえば、同じ日に2枚同時に落下っていうのも不思議。
半年前に10枚くらい貼ったうちの2枚が同時に。不思議。