松尾画報

辺境のカンガルーの近況

チョコミントおじさん

ここ2週間ほど、密かに恐れていることがあります。

あのファミリーマートの店員さんの間で、

「チョコミントおじさん」と呼ばれていないだろうか…、私。

チョコミントアイスにハマりまくっているんです、ここ2週間。

 

なにせほぼ毎朝、同じファミリーマートで買ってますからね。

今日はやめとこうと思いつつも、どうしても買っちゃうんです。

あのミントの爽快感とチョコクッキーのザクザク感には勝てない。

出勤後にメールチェックしながら食べるのが日課になっちゃったんです。

 

これが麗しいOLとかだったら画になるんでしょうけど、

毎朝チョコミントアイスを買っていくのは、OLではなく私です。

私は思いっきり男性であり、且つ、それなりにおじさん。ヒゲもあるよ。

そんな奴が毎朝同じ時間に来て、必ずチョコミントアイスを買っていくんです。

 

いつも同じものを購入する人は、

あだ名をつけられると聞いたことがあります。

チョコミントおじさんと呼ばれてたって文句言えないです、実際のとこ。

でも、でもね、せめて「チョコミントお兄さん」と呼ばれたい。

 

そう思って、きちんと背筋を伸ばし、相手の目をしっかり見て話し、

(つい最近導入したばかりの)キャッシュレス決済で颯爽と支払いを済ませ、

スマートでクールな雰囲気を精一杯出しています。

もうあの人からミントの香りするんじゃね?ってくらい爽やかです、たぶん。

 

いい加減、そろそろやめとこうと思ってるんですけど、

きっと明日も買っちゃうな。この夏はずっと買っちゃうな。

もういいや。チョコミントおじさんと呼ばれてたって、もういいや。

勝てないんですよ、あの爽快さには。困ったもんです。