松尾画報

辺境のカンガルーの近況

やらざるを得ない

プロポーザル方式の案件に参加することになりまして。
とある自治体の秋の国内旅行誘致の広告一式。
「うちの市に観光に来てよね」っていうものです、平たく言えば。

「え!?こんな時期にそんな広告出して大丈夫!?」
と思ってオリエンテーションの質疑応答で聞いてみたんですが、
「もう、やらざるを得ない」ということらしく。

地元の商工会なんかでもいろんな意見があったみたいなんですが、
観光業や宿泊業はじめ、街全体がもう本当に切迫してるので、
感染症対策を行うのはもちろん、呼ぶ努力も再開しないといけない、と。

聞いた意見を踏まえつつ、プレゼン資料を作って提出。
各方面に気を使った感じの表現になっちゃったので、
通常時の視点で見れば「言いたいことがぼやけてるなぁ」ってデザイン。。。

言うは易しなんですが、やはり完璧に両立するのってなかなか難しい。
いろんなことに気をつけつつも、走り出さなければならない。
「もう、やらざるを得ない」なかなか悲痛で生々しい声でした。本当に。