松尾画報

辺境のカンガルーの近況

ここ数年流行り

YouTuberという方々をご存知でしょうか?

動画配信サイトのYouTubeに動画を投稿する人。

なんならそれで生計立てる職業の方。

 

数年前でしたか、小学生の将来なりたい職業に、

YouTuberがランクインしたというニュースを見ました。

サッカー選手!ゲーム開発!パティシエ!美容師!とかと一緒に。

 

とはいえ、私もあまり詳しくないです、YouTuber。

テレビに時々出てるヒカキンさんくらいしか知りません。

すっごいお金持ちの人、くらいしかイメージがないんですが。

 

よく見ているガジェット系サイトの管理人さんの、

「動画での新製品の使い勝手紹介」みたいなのはたまに見ますが。

あれってYouTuberって言ってもいいのかな。ブロガーさんかな?

 

なんにせよ、あまり接点がなかったわけです。

若い子がハマるのは頭では分かるんですけどね。

見たいものがないから、私自身はハマりようがない。

 

が、先日、友人に勧められてみた動画。

中年のおっさんが延々と車中泊を繰り返す動画。

あ、たしかにこれは面白いな、と思いました。

 

特にオチも盛り上がりもなく淡々としてて、とっても高画質な映像。

だらだら見るのには適しています、たしかに。

なるほどねぇ、若い子はみんなこういうの見てるんだぁ。

 

という話を広告代理店の若者にしたら、

「ハシモトさん、それ、相当おっさんの感性ですよ」と言われました。

えー!なんで!動画配信サイトでしか出来なさそうなコンテンツなのに!?

 

曰く、そういうだらっとしたテレビ番組は少ないながら昔からあった、と。

本当にそこでしか出来ないものを作るのが、そのコンテンツで生きる意義だ、と。

なるほど、たしかに昔好きだったテレビ番組に、ちょっと似た雰囲気だなぁ。

 

じゃあ私はどんな動画見りゃいいんだ、っていうのは教えてくれませんでしたが。

みんないろいろ考えて、その場その場での価値を見出してるんですね。

思えば、自分が若い頃もそういうものだったかもしれませんね。

 

さ、今日も往年のロックフェスの動画見て寝よう。

60年代末から70年代頭の、ヒリヒリして寂しい空気を感じよう。

あーもう、いくつになっても経っても変わんないや。