松尾画報

辺境のカンガルーの近況

覚えられない

平日の自宅テレワーク日のこと。
用事があって、夕方に家を出ました。

家のすぐ前の道を歩いていると、
前から学校帰りの小学生の女の子が一人。

帽子の色で、娘と同じ学校だとわかります。
この学校はこの色、と決まっているようで。

私が小学生の頃はそんなシステムじゃなかったような。
そもそも京都市全域これなのかな?色足りなくない?

ま、その話は今はいいとして、今の問題はですね、
目の前の小学生とばっちり目が合っていることだな。

…合っちゃってるなぁ。目を逸らすのも何だし。
あまり見覚えがない…けど、娘の同級生っぽい気がする。

誰だっけこの子…えーとえーと…。
「…ん、んー。こ、こんにちは〜」探り探り挨拶。

ふと、裏返るランドセルに付いてる防犯ブザー。
名前が書いてます。「ふなおかまゆり(仮名)」。

「あー!ふなおかさん!ごめんごめん、名前出てこなかった!ふなおかさん!」
『ハシモトさんのお父さん!こんにちはー!』

あぶねぇ、名札見えなかったら、どうなってたことやら。
危うく、不審者みたいになるところだった。あっぶねぇ…。

ていうか、私のことはわかってたのか。よく覚えてるね。
…いや、でも以前にあの子と会話したことあったっけ?

後日、それとなーく聞いてみてって娘にお願いしたところ、
「授業参観のときに一回話した」らしいです。

一回話しただけで覚えてるのか。すごいな、子どもって。
見習おうと思います。人の顔をしっかり覚えるの。