松尾画報

辺境のカンガルーの近況

お腹すいたよ

終始過酷な環境だった嵐山ハーフマラソン。
でも、わりと笑顔の人が多かった気がします。

すれ違う人見てると、まあまあ笑ってるんですよね。
「みんながんばろー!ファイッ!」と叫びながら走る青年も。

沿道には人数は少ないながらも、
大きな声援を送ってくれる人たちもいます。

5kmほど走った時点でもう、最高にハイになってました。
楽しい。雨も風も路面もひどいけど、でも楽しい。

中盤からはランナー同士の距離もゆったりになり、
次に抜くべき前の人が見えない時間帯も。新鮮。

そして、8〜9km地点あたりで、
先導自転車と一位のランナーに抜かれました。

いわゆる周回遅れみたいな感じでしょうか。
まじかよ、私だってかなり飛ばしてるのに。

一位の方、スピードもすごいけど、身体の安定がすごい。
野生動物のようにしなやかで力強い、美しい走りです。

そういう感じに周りのランナー見てるのも楽しい。
なんだかんだ、やっぱりハーフの方が心身の余裕あるかも。

てな感じで調子良く飛ばしてたんですが、
18kmあたりから、かなり身体が重くなりました。

加減速の多さや、ピッチに合わせて走り方を変えてるせいか、
太ももとふくらはぎも攣りそうな雰囲気が急に出ちゃって。

身体も完全にエネルギー不足だな、食糧を携帯すべきだった。
スピード出そうとがんばっても、身体がうまく動かない。

結局、最後3kmの魔物を振り払えず、なんとかゴール。
フルとハーフ、違うとこも似てるとこもあるなぁ。

とはいえ、概ね満足した大会になりました。
隔年でフルとハーフを走ろう。すっかり虜になりました。