どんなクリニック?

まつお内科は内科・消化器科・呼吸器内科の専門クリニックで、中学校入学以降の患者様の診療をおこなっています。
苦痛の少ない鼻からの内視鏡検査、小さく見つけにくい癌の早期発見、ピロリ菌感染の診断と治療、などに特に力を入れています。
また「クリニックモール学研奈良登美ヶ丘」内の登美ケ丘画像診断クリニックと協力することで、迅速なCT、MRIの撮影が可能です。
地域に密着した誠実で丁寧な医療を提供するために、いつも患者様側の立場で患者様の側から一緒に考え、患者様にとって最適な診療をおこなってまいります。
診療方針

- 常に患者様側に立った医療を行い、会話を大切にします。可能な限り患者様のお話を聞かせていただき、いつもの血圧や顔色や体調と照らし合わせ、一人一人に合わせたオーダーメイドの治療を行います。
- ガイドラインに基づいた内視鏡の消毒・洗浄と、専門医によるダブルチェックで、精度の高い内視鏡検査を行います。内視鏡検査の電話予約は随時受け付けておりますので、お電話でご連絡ください。
- 精度の高い検査・治療を行い、より小さな癌の発見に注力します。CT、MRI、エコーなどを併用して、慎重かつ丁寧な検査で病変の発見に努めます。
モール内クリニックの強固な連携
診療内容
迅速な画像診断
モール内クリニックの登美ケ丘画像診断クリニックとLANで繋がっており、CTやMRIが随時撮影できます。
放射線科専門医による迅速な診断が行われ、撮影で判明する病気はすぐ分かりますので、治療計画が迅速に作成できます。
時間的に大きく短縮できるケースが多く、小さな異変も見逃さないように努めています。
「どこか悪いかもしれない」ともやもやと不安な気持ちがある方は、一度ご相談ください。
消化器疾患の診断と治療
十分な問診と診察、血液検査、各種画像診断等を合わせて、見逃しがないようにじっくり時間と手間をかけた診察を行っています。
モール内クリニックでのCT撮影で、消化器以外の臓器の問題を発見できる場合などが非常にたくさんありますので、食道や胃腸に不安や違和感がある方やお腹や背中に痛みがある方はご相談ください。
苦痛の少ない鼻からの内視鏡検査
当院の内視鏡検査は、直径5.8ミリの細くしなやかなスコープを鼻から入れます。
スコープが舌の付け根に触れないので嘔吐反射が生じにくく、検査は必ず経験豊富な専門医が担当しますので、内視鏡検査が苦手だという方もご安心ください。必要に応じて鎮静剤の使用も可能です。
ガイドラインに基づいた過酢酸を伝っての消毒、見逃しがないように入念かつ丁寧に行う検査、専門医二人によるダブルチェックなど、精度が高い内視鏡検査を行っています。
癌の早期発見
「いかに小さい癌をいかに早期で見つけるか」という考え方のもと、5ミリ以下の小さな癌を見逃さないように努めています。
内視鏡検査では、粘液をきちんと洗い流して隠れている癌がないかを見たり、色素や特殊光を併用して撮影したり、一般的な診療より少しだけ時間がかかるかもしれませんが、精度の高い検査を行っています。
専門医による根拠のある診断結果が得られますので、定期的な検査をおすすめします。
メタボリックシンドロームの診察
生活習慣病の発症や重症化の予防を目的とした特定健康診査が受けられます。
医療用に許可された機器を用いて体脂肪率を測定し、高脂血症・糖尿病・高血圧症の診療を行います。
エコー検査
腹部を中心に、頸部、心臓のエコー(超音波)検査を行っています。
放射線を使用するレントゲン検査やCT検査と比較して全く被曝がないので、妊婦さんや若年女性など、どなたでも安心して受けていただけます。
診療設備
LASEREO
テレビCMでも放送されている、最新型内視鏡システム LASEREOを導入しました。内視鏡とは従来、ランプを用いて光を照射し、暗い体内(胃・大腸)などを観察していました。
今回、富士フイルムから販売されたLASEREOは、ランプを使用せず、レーザー光を初めて採用。レーザーになる事で、より明るく検査を実施する事ができ、病変を見つけ出す事ができます。
また、レーザーの波長を変更し特殊な色調で、検査する事も可能で、早期癌発見などにも有用です。

電子内視鏡 (富士フイルム)
精度の高い胃内視鏡検査を実現します。
下部消化管電子内視鏡 (フジノン東芝ESシステム)
精度の高い大腸内視鏡検査を実現し、大腸癌・大腸ポリープの早期発見に効果的です。病変により内視鏡治療も可能です。
X線撮影装置 (東芝メディカルシステムズ)
心肺疾患・腹部急性疾患の診断を行います。健康診断や人間ドックでも必要な検査です。

上部消化管極細径電子内視鏡
極細径内視鏡により、苦痛のない経鼻内視鏡検査を実現します。

診察室
診察室は二部屋あります。経験豊富な内科・消化器科・呼吸器内科の専門医が、どのような症状も診察させていただいています。

超音波画像診断装置 (東芝メディカルシステムズ)
肝臓・胆嚢・膵臓・腎臓疾患の診断に用います。循環器対応型であり、心エコーや頚動脈エコーも可能です。

リラックスソファー
リクライニングソファにより、検査後の安静中や点滴を「学研奈良登美ヶ丘駅」を一望頂いたり、モニターを見ながらゆっくりおくつろぎ頂けます。

動脈血酸素飽和度モニター (日本光電)
内視鏡検査時、モニタリングを行い安全な検査を行います。呼吸器疾患・心疾患の診断に効果的です。
全自動血球計数器 (日本光電)
血液検査により、炎症反応や貧血の程度など体の異常を客観的かつ迅速に判断できます。
AI搭載の最先端レーザー内視鏡
最新型の富士フイルム社 内視鏡システム(ELUXEO 8000システム)、内視鏡診断支援システム(CAD EYE)を導入いたしました。
内視鏡 ELUXEO 8000システムは、富士フィルムがX線や超音波領域で培った画像処理技術を応用し、遠景まで明るくノイズの少ない高画質画像を抽出します。
高出力4LEDを搭載し、多彩な観察モードを使用できる次世代内視鏡システムです。
内視鏡診断支援システム CAD EYEは、内視鏡AIシステムであり、リアルタイムに病変の可能性がある領域を検出し、内視鏡画像に重ねてモニターに表示することで、医師の診断をサポートします。

肺機能検査(スパイロメトリー)
肺機能検査(スパイロメトリー)は、気流制限・気流閉塞を測定する最も基本的な検査です。
喘息が疑われる場合、最初に行うことが推奨されています。
息を吸ったり吐いたりして、肺の働き(肺活量、気流制限の有無など)や呼吸の病気がないかを調べる検査です。
また喘息の治療中にも、治療により症状が消失している場合でも気流閉塞を呈していることがあるため、定期的に実施することが望ましいとされています。
肺機能検査は肺全体の評価を行うものであり、気道炎症の有無を調べることはできません。

呼気一酸化窒素測定器
呼気一酸化窒素測定器を導入し、呼気中の一酸化窒素濃度(呼気No)を測定する検査をはじめました。
呼吸時の息の通り道である気道に炎症(好酸球性)があるとき、息の中には健康な人に比べNO(一酸化窒素)と呼ばれる成分が多くなります。
そこで息の中のNOの量を測ることで、気道に炎症(好酸球性)があるかどうかを知ることが出来ます。
マウスピースをくわえて深呼吸するだけの簡単な検査です。
検査時間は約2分です。
次のような症状がある方は、気管支喘息(きかんしぜんそく)かもしれません。
- ・咳が止まらない(特に夜間や早朝に悪化)
- ・就寝中に咳こんだり呼吸が苦しくなる
- ・呼吸のとき、ゼーゼーまたはヒューヒューと鳴る
- ・たんが出る
- ・かぜをひくと息苦しくなる
- ・運動したり、冷気や煙にあたると息苦しさや咳が出る
日頃は何も症状がない場合でも、かぜや激しい運動で咳発作が生じ呼吸が困難になる、このような症状のある方、既往歴のある方はご相談ください。
