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松尾画報(コラム)

COLUMN

ウミリンゴ

もしくはシストイドと呼ばれる、約4億6500万年前に生息していたウニやヒトデの仲間の
化石です。
小さなゴルフボールの様な形状で、表面を見ると小さなタイル状の板で覆われています。
専門の資料を見ると、この小さなタイルとタイルの隙間から呼吸していたとされ、かなり
現在の生き物とは異なる機能を持っていました。
実際に生息していた時は単なる球状のみの生物ではなく、下に茎が生えて地面に固定され
ており、てっぺんには触手があり、プランクトンを食べていたとされます。
あまり繁栄しなかった生物らしく、化石が見つかる事が少ないです。おそらく、長い地球
の歴史の中で進化の実験過程のような生物で、ウニやヒトデからこぼれ落ちてしまった感
があります。
画像はロシア、サンクトペテルブルグのオルドビス紀地層から見つかった
Echinosphaeritesというウミリンゴの仲間です。