本を開いている様子
松尾画報(コラム)

COLUMN

真っ盛り

猛暑を伝えるニュースなんかで「かっと輝く太陽の映像」を見たことありませんか?

私、あの映像がなんだか妙に好きでして。

 

 

本当に夏と呼べる期間って以外と短いですよね。

セミががんがん鳴いているのも1ヶ月少しくらいです。

 

 

今は毎日、そこかしこの街路樹からセミの声が聞こえてきます。

これって考えようによっては異常な光景だと思いませんか?

いつもの通勤路が、大音量のセミの声でものすごく騒がしいわけですよ。

ウグイスや鈴虫ではこうはなりませんよ、セミだけです。

この異様な光景、再来月にはもう味わえません。

「うるせーなぁ!」ではなく「すげーなぁ!」と思うようにしています。

桜や雪を愛でるような心持ちです。風流な光景です、これは。

 

 

なんだかんだ言ってもお盆を過ぎれば、空気が変わります。

いえ、もちろん9月中旬くらいまではまだまだ十分に暑いわけですが。

ただ、夕暮れ時とか日陰で風が吹いた時とか、一瞬すっと涼む瞬間が出てくるんですよね。

意識していなくても「あ、今一瞬、夏の終わりを感じた」みたいな瞬間。

こういう瞬間が増えてくると、人はなぜか寂しくなってしまいます。

あぁ、今年の夏もなんにも夏らしいことしてないわ…って思っちゃうんですよね。

まだまだ暑いということは、この夏というお祭りはまだまだ続くということです。

嬉しい。暑いけど嬉しい。

 

 

毎日、暑い暑い嫌だ嫌だ、と言ってしまいがちですが、

夏の終わりが近づくとなんだか妙に切なくなってしまうわけですから、

今のうちに存分に暑がっておきましょう。

 

冒頭の「かっと輝く太陽の映像」を見ると、いつもそんなことを思います。

文句なしに夏!って感じですもんね、あの映像。

 

 

 

 

という記事を、クーラー26度の快適な室内で書きました。

うーん、なんだかなぁ…。

せめて28度にしよ…。