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松尾画報(コラム)

COLUMN

熱量

前回の記事を書いてて思ったんですが、
そういえば、私の学生時代にもありました。
世間の動きに振り回された1年。

中学3年生のときの地下鉄サリン事件。
それプラス、横浜での異臭事件が決め手になり、
5月の東京修学旅行が流れてしまいました。

とりあえず秋に延期、最悪中止かもということで、
なんだかやたらと「学年集会」をしたのを覚えています。
意見を激しくぶつけあい、学級委員長的な子が泣いて訴える、的な。

「私たちは何のために修学旅行に行くのか」的な。
「イレギュラーな予定に立ち向かう強さを示せるのか」的な。
なんだかすごい熱量でしたね、今思えば。

結局、秋に九州方面に行くことで決着が着いたんですが、
移動距離がものすごかったのを覚えています。
集合してバスに乗ったの、朝6時くらいだったような。

なんとなくしか覚えてないんですけど
ハウステンボス、阿蘇山、スペースワールドあたりに行ったような。
ずっと東京だけに滞在の日程だったんですけどね、元々のは。

まぁ、中学生の修学旅行の有無と、
今年の新入生や新入社員の1年を比べるのもなんですが。
世間が動くと私も振り回されること、私もしっかり修学してました。

これ書いていて思ったんですけど、90年代もなかなかな時代でしたね。
それまでの数十年のひずみや潮流が、実際に音を立てだしたというか。
歳を重ねた今の方が、なんだかそう思えます。

2020年代も似たような感じになるのかな、という気もします。
そういえば今年もあと3ヶ月なんですね。
1年前の自分に教えてやりたいですね、2020年はすっごい年だよ、って。