フォトジェニック力
阪急梅田駅に長いムービングウォークがあります。
改札を出て、3階から1階にエスカレータで降りてすぐのところ。
時々、その横の壁面に、大きな広告ポスターが貼られます。
きっと掲載金額が大きいからでしょうけど、いつもではなく、時々です。
たまにだから余計に注目度が上がる気もしますけどね。
30メートルくらいあるムービングウォークの横に貼るものですから、
ストーリー仕立てだったり、順を追って商品を説明する凝った広告が多いんですね。
人気タイトルゲームの発売の広告、某大学の理念を表現した広告、
ヘアシャンプーの広告、平昌五輪をサポートしてますという企業広告。
いろいろありましたが、どれもよく見られていると思います。
特にすごかったのが、宝塚歌劇団の雑誌「歌劇」創刊100周年の記念広告。
ここ数年で一番人だかりが出来ていると感じました。
100年分の雑誌の表紙が年代順にずらっと並んでるんです。
そりゃまあ歴代スターが載った表紙がたくさんですから圧巻は圧巻なんですが、
正直「なんでこんな人だかりになってんの?」と思いました、私は。
いやね、そのポスターと一緒に写真を撮ってる人の多いこと多いこと。
知り合いに似た顔の表紙でもあったんでしょうか。
理由はわかりませんが、時間帯によっては、ちょっとした人だかりと呼んでもいいくらい。
みんな一体なぜ撮ってるんだ? 分からない、分からない。
撮ってる若い子は宝塚の女優さん、殆ど知らないでしょ?(私も知りませんが)
同業者何人かにも質問してみたんですが、あまり明確な答えは得られませんでした。
「インスタ映えするんちゃう?」「なんか節目っぽくて貴重な感じなんちゃう?」
的なノリで、特に深い意味はないけどフォトジェニックだから撮られてるとか。うぅむ。
理由はいまいち分かりませんが、「つい撮っちゃう」をさせるってすごい力ですね。
マカロンタワーくらいじゃないでしょうか、あれに対抗できるフォトジェニック力は。
いやぁ、なんなんでしょうねぇ、あの謎の吸引力は。
あれを超えるポスターはいつか出てくるのか。
毎日、ちょっと楽しみに通っています。
