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松尾画報(コラム)

COLUMN

おっさんLINE

気づけば、妙にたくさんのLINEグループがあります。
仕事、プライベート、ごちゃまぜになって。
半分以上はもう機能していませんが。

機能している中のひとつに、友人男性だけのグループがあります。
グループ名「火を囲むオトコ会」。漂う加齢臭。
男だけでキャンプに行く計画を練るという、けしからん会ですね。

もちろん、各家庭に迷惑はかけられませんから、
了承が取れそうな家庭のおっさんにしか招待がいっていません。
なかなかメンバーが増えません。只今5人。

このグループLINEの会話、驚くほどシンプルです。
「来月第2土曜、泊まりで余呉湖。行くやつ、挙手」
「ノー」「無理」「ごめん仕事」「行く」

こんな感じで、ほぼ単語だけで会話します。
詳細なんてほぼ言わないし、聞かない。答えだけ。
そして断られても凹まない、だって相手は只のおっさん。

相手を慮った言葉がけをするのが、真人間のすることですが、
「ま、ええか、こいつらやし」感がモリモリあるんですよね。
いやでもね、これはこれで大変楽なんですよね。

人類の歴史上、メッセージの量は増加の一方でしょうし、
これからもっともっと顕著になるでしょう、間違いなく。
人間が感情を持って相対せざるを得ないメッセージ。

そんなメッセージをひと言で迅速に処理し合うおっさん達。
これは未来の人類のあるべき姿を示しているな。
相手の感情に対する過剰な反応は渦状的混乱を生み出すぞ、この先の時代。

なんてことを焚き火囲んで、飲みながら話したりしてます。
なんの実りもない会話ばっかです、毎回。
ただ遊びに行きたいだけの、けしからん会ですね。