松尾画報

『心呼吸』by柴犬

睡眠時無呼吸症候群

明けましておめでとうございます。今年もまつお内科をよろしくお願いいたします。

2026年1月から、まつお内科では、睡眠時無呼吸症候群の治療法である、持続陽圧呼吸療法(Continuous posi-tive airway pressure:CPAP)が出来るようになりました。

いびき、夜間の無呼吸、夜間の頻尿、日中の眠気や起床時の頭痛などの症状はありませんか?そういった症状の背景に、睡眠時無呼吸症候群がある可能性があります。また健診で、Hb(ヘモグロビン)値が高い、BMI(体重(kg)÷身長(m)÷身長(m))が30以上の場合は、睡眠時無呼吸症候群についての精査を受けることをおすすめします。

精密検査は、携帯型装置による簡易検査(自宅で可能)や睡眠ポリグラフ検査(PSG)(1泊2日の検査入院)にて睡眠中の呼吸状態の評価を行います。PSGにて、1時間あたりの無呼吸と低呼吸を合わせた回数である無呼吸低呼吸指数(AHI)が5以上であり、かつ上記の症状を伴う際に睡眠時無呼吸症候群と診断します。その重症度はAHIが5~15を軽症、15~30を中等症、30以上を重症としています精査は当院では出来ず、西奈良中央病院他にお願いしています。

AHIが20以上で日中の眠気などを認める睡眠時無呼吸症候群では、CPAP療法の適応になります。CPAPはマスクを介して持続的に空気を送ることで、狭くなっている気道を広げる治療法です。CPAP療法の器械はレンタルで、備品の交換や器械の不具合時には無料で対応しますが、定期通院でレンタル代をお支払いいただき、使用状況を確認する必要があります(3割負担で約5000円/月)。

CPAP療法をすることで、無呼吸が改善されると睡眠の質が上がる他、血圧等の全身状態が安定します。重度の睡眠時無呼吸症候群を放置しておくと、夜間突然死や日中の眠気からの居眠り運転で交通事故を起こすリスクがあるので、気になる方は是非お気軽にご相談ください。