『心呼吸』by柴犬
光る君へ②
「光る君へ」で好きだった役について語りたいと思います。敢えて主要なキャストは外しました。
①藤原惟規(高杉真宙さん) 勉強は苦手だが、明るく楽天的なまひろの弟。人懐っこくてコミュ力が高い犬系男子、その存在にとても癒されました。39話で死去後、話は重くなっていくし、惟規のほっこりシーンがなくなってしまい、寂しかったです。高杉さんの表現する底抜けの明るさがとても良かったです。
②直秀(毎熊克哉さん) ドラマのオリジナルキャラクター。散楽の一員で、まひろに「おかしきことこそ、めでたけれ」ということを教える。9話の直秀の死は急展開であまりにも悲しく・・驚きました。散楽の劇はとてもアクロバティックで見応えがありました。三角関係というわけではなかったけれど、その後のまひろと道長に影響を与え、短い出演ながらもインパクトはかなり大きかったです。
③周明(松下洸平さん) ドラマのオリジナルキャラクター。朱仁聡らとともに越前にやってきた宋の見習い医師。まひろに宋の言葉や風習を教える。海辺をまひろと2人で歩くシーンは、何気ないシーンなのに、2人の雰囲気が良くてドキドキしました。46話からの再登場では、まひろの燃え尽き症候群を癒してくれます。友達以上恋人未満の関係性が絶妙でした。松下さんは、以前、ミュージカル「ケイン&アベル」で生で拝見したことがあるのですが、意外にも?ダンスがとてもお上手でキレがあったのを憶えています。松下さんは内に秘めた静かな演技の塩梅が良くて巧いんですよね。
「光る君へ」の感想はまだまだ続きます。
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