松尾画報

松尾の独り言

ソウルから

松尾です。

GW真っ只中ですが、今、ソウルにいます。ゆっくりして、食べることが目的ですが、何せ、関空から1時間余りで到着しますので、お手軽さはダントツです。2年前まで来たことがなかったのに、今回で4回目の訪問となります。そのくらいお手軽です。

 

 

周知のとうり、現在の朝鮮半島情勢は、報道やネットで見る限りかつてないほど緊迫しています。そんな中、連休に韓国に行ってくるなどとは、スタッフに言えませんでした。私自身も本当に大丈夫なのか不安になることもありました。ただ、外務省のHPは毎日チェックしていました。そして、首相が海外を訪問されてから、今は大丈夫であることを確信しました。

ガイドさんに尋ねてみると、韓国では全く心配されておらず、むしろお釈迦様の誕生日と子供の日の休日が重なり、穏やかな連休になっているそうです。テレビをつけてみても、大統領選挙のニュースは流れていますが、日本でよく目にする北朝鮮の激しく力強い放送は全く報道されていません。核シェルターや防毒マスクについて尋ねてみると、見たことがないとのことでした。勿論、分断国家なので小学生時には有事に備えて、鼻や耳を押さえる訓練があったそうですが、現在は全く行われていないそうです。日本の小学生で行われる、地震の時に机の下にもぐる訓練のようですね。ミサイル発射についても、これ迄にも何度もあったそうですが、韓国内では国民は全く心配しておられないようです。

 

 

ガイドさんいわく、やはり日本からの観光客がキャンセルで減っているそうです。詳しくは解りませんが、中国との往来も制限されており、今は東南アジアからの観光客が増えつつあるそうです。

私見ですが、どうも日本国内のみが過剰反応しているように感じました。しかし、ミサイルの技術が向上しつつあり、米国のカール・ヴィンソンを中心とする空母打撃軍が朝鮮半島近辺に展開しており、同クラスの最新鋭空母であるロナルド・レーガンも横須賀から向かっているとの報道もあり、滅多なことは起きないであろうが日本近くの朝鮮半島付近で緊張が高まっている事実は認識しておかなければならないと感じました。