松尾画報

薬剤師のつぶやき

医薬品の供給状況

現在も引き続き医薬品の出荷調整状態が続いている状態です。
抗生物質や目薬にも出荷調整や出荷停止の影響がでており、以前より状況は悪化しているように感じます。
漢方薬に関しては一部、出荷調整が継続しておりますが、大部分は通常出荷に戻りつつあります。
咳止めや消化酵素の医薬品は相変わらず入手困難な状況ですね。
直近で一番辛かったのは、セフェム系抗生物質製剤(第一世代~第三世代)の出荷停止や出荷調整です。
セフェム系抗生物質は様々な病院で使用する抗生物質ですので、1日の使用量が多く、薬局の在庫が尽きることが予想されます。
医薬品の在庫確保に追われ、心が折れそうになることもありますが、患者様の治療のために今後も在庫の確保に努めていきたいと思います。