松尾画報

辺境のカンガルーの近況

記録より記憶

先日の台風21号が過ぎた翌日、大きな虹を見ました。

くっきりきれいでフォトジェニックな虹だったんですが、

嵐の後で空気がいつもと違ったんでしょうか、少し変わった虹でした。

 

打点が低いというんでしょうかね、すぐそこに架かっているんです。

電車から見たんですが、ちょうど少し高い高架を走っていたので、

目線を大きくあげなくても見える虹でした。

 

くっきりしてるもんですから、虹の根元もなんとなく場所がわかります。

はじまりも終わりも両方見える生々しさのあるくっきりした虹。

手を伸ばせばつかめそうな、ちょっと不思議な感じです。

 

思えば、雲っていうのも、すぐ身近にあるんですよね。

空に浮いてるときはすごく高いところにあるように思えますが、

少し高い山に登ると、もうつかめそうなところに浮いてますもんね。

 

昔の人はいろいろ不思議に思ったんじゃないでしょうか。

火山も地震も雷も嵐も、訳分かりませんもんね。恐ろしいですよね。

日食の非日常感なんてもう、ただごとじゃないと思います。

 

頭でわかっているようでも、いまいち実感がないことも多いし、

きっちり説明できないことって意外と多いですよね。

昔好きだったネイチャー系の雑誌、また読んでみようかな。

 

なんてこと考えてて、写真撮り忘れました。

スマホも一眼レフカメラも持ってたのになぁ…。

まあそこは心のシャッターを切ったのでよし、ということにしましょう。