松尾画報

辺境のカンガルーの近況

異質から定着

京都の街には、着物を着て散歩している人がたくさんいます。

観光客がレンタルで借りるんですよね。すっかり定着してます。

彼&彼女らを見てて、いっつも思うんです。

着物にスマホって、思いのほか似合うんですよね。

 

道に迷わないし、写真も撮れるし、(たぶん)電話やメールもできる。ザ・スマート。

あの少々動きにくい服装ですから、余計に際立ってスマートに見えるのかな?

江戸時代には根付けや巾着袋がすごく流行ったそうですし、小物と着物って相性いいんでしょうね。

たとえその小物がハイテク機器であろうとも。

 

一見ミスマッチに見えるけど、なんかフィットしている。

結構好きです、そういうの。

 

同じく、スーツにリュックも素敵だと思うんですよね。

いまやそれほど珍しくない見慣れたものですけど。

出たての頃はなかなかに異質だったと思うんです。

今でも着こなせてない人はちょっと滑稽ですもんね、やっぱり。

 

でもスーツ&リュックのサラリーマンって、勝手な印象ですけど、

頑張ってお客さんに尽くして仕事しそうじゃないですか。

とりあえずよく走る熱い人なんだろう、なにか聞いたらすぐにリターンくれるんだろう。

必死にがんばってくれそうなイメージです。

 

そんなのミスマッチだよ、なんて言わずにやってみて、

その中でバランスを整えつつ、いいスタイルを見つける。

歳を取るほどに、こういう姿勢は大事だと思うようになってます。

スマートに、熱くいきたいもんですねぇ、ほんと。