松尾画報

辺境のカンガルーの近況

春の若者

この季節の京都の街って、おもしろいんです。

新一回生であろう大学生が、あちこちにいます。

服装や立ち振る舞いで、だいたい分かりますね。

 

 

彼ら同士の会話には、独特の自己主張があります。

空気を読みながら発言して、うまく会話に混ざらなければいけない。

そういう話し方をしていることが多いように思います。

 

 

そりゃまあ、そうなりますよねぇ。

新しいコミュニティ。しかも今まで属してたところよりも自由度高め。

スタート時点での人間関係構築が大事だ、ということも分かる歳。

 

 

一人暮らしなんか始めちゃったら、もう大変。

右も左も、に加えて、上も下も分からないわけですから。

海外からの留学生なんか、さらに大変でしょうね。

 

 

でも、彼らの顔には、輝かしい希望が見て取れます。

不安もときに見え隠れしますが、楽観視できる程度といいますか。

なんというか、すっごくキラキラしていますよね。

 

 

歳をとった今、あの環境をもう一回やれって言われると、ちょっと尻込みしますね。

結婚や転職でそうなる大人の方も、もちろんいるわけですが。

大人になる程、慣れない状況に期待より不安を感じてしまいそう。

 

 

若者からパワーをもらう、なんてよく言いますが。

負けずにエネルギッシュにがんばらないとなー、なんて思っちゃいますね。

いやー、あらためて歳とったなぁ、私…。