松尾画報

松尾の独り言

実るほどこうべを垂れる稲穂かな

松尾です

私の好きな言葉の一つです。
詠人不明の故事成語で、一般的には「成功者程、態度を低くして言動を行わなければならない」と解釈されているように思います。
より患者様サイドに立った医療に集中するため、診療体制を充実させ、志がより近い会計事務所や社会保険事務所に変更し、診療と離れたところでも絶えず様々な事を考えています。
今朝は、自然と早朝に目覚め、この言葉を思い出しました。
新ためて、今日からの診療に生かせることは無いか考えて見ました。
スタッフが安心して付いてくるには、こうべを垂れるだけでなく、毅然としたリーダーシップも必要であり、その為には稲穂は上を向いている事も必要です。
勉強会でも、より充実した最新の知見を得るためには、エビデンスに基づいた自信を持った発言をしなければなりません。
実るほどこうべを垂れる稲穂かなという言葉の真意は、正しい志を持って努力し、その間は稲穂は上を向いていなければならず、自分自身が充実してくれば自然とその重みでこうべが下がってくるというのが、今朝帰着した考えです。