松尾画報

辺境のカンガルーの近況

パタパタ

駅の表示板ってあるじゃないですか。

行き先とか発車時刻とか電車の種類とかを表示させるボード。

ふと見たら、よく使ういくつかの駅、もう全部デジタル表示なんですよね。

21世紀ももうすぐ1/5ですし、当たり前かもしれませんけど。

 

見たことある人しか分からないかもしれませんが、

電車が出た後の「パタパタパタパタ」ていう音が好きだったんですよね。

次の表示のために、表示板が勢いよくめくれる音ですね。

目を凝らせば、いろんな行き先が見えるのも楽しかったですね。

 

調べてみたら、まだあるみたいなんですけどね、アナログの表示板も。

わざわざ見に行く気力は、うーん、ちょっとねぇ…。

鉄道マニアの友達とかに誘われたら、暇つぶしに行ってみたいもんですが。

そんな楽しそうな友達いないんですよねぇ、残念ながら。

 

とはいえ、デジタル表示にも面白い楽しみ方があるようです。

ドット入力なので(駅員さんが頑張れば)そこそこ自由に表示させられるみたいで、

季節やイベントに合わせたメッセージやイラストが表示される駅もあるそうです。

クリスマスのメッセージ、鉄道会社のマスコット、特急列車のイラスト。見てみたいですね。

 

私は見た記憶がないですが、駅に掲示板があった時代もあるそうですね。

ケータイなんてない時代、乗客同士が連絡を取り合うための伝言掲示板。

「ハシモトくんへ 寝坊かな? 先に行きます 八木駅で待ってるよ AM10:00」みたいな。

なかなか素敵そうな。数は少ないながら、まだ現存するみたいです。

 

普段は意識しないですけど、昔と変わっている風景ってたくさんあります。

交通カードひとつで改札を通り、自販機で買い物し、デパートで買い物し。

自動車の運転席に座れば、クラッチ部分にサイドブレーキがあるし、エンジンはボタンだし。

ケータイを手に持たずにしゃべってる人も多いですねぇ(ここ半年ですごく増えた気が)。

 

記憶に残ってるけど、いつの間にかなくなってるもの。

気がつかないだけで、他にもあるんじゃないかなぁ。

季節の変わり目には、昔のことを思い出したり考えたりしがちですね。私だけ?

もうすぐ桜の季節ですね。楽しみだなぁ。