松尾画報

辺境のカンガルーの近況

やる気スイッチ

無心でできる行動、というものが割りに好きです。

行動しているうちに、少しずつやる気になってくるんですよね。

 

 

わかりやすいところでいえば、起床後の行動ですね。

歯を磨いて、水を飲んで、シャワー入って、服を着て、髪を整えて、

洗濯機回して、ご飯食べて、皿洗いして、もう一回歯を磨いて。

シャンプーがなくなるとかそういうイレギュラーなことがなければ、

ここまで、毎朝ほぼ無心でやっています。

 

 

その日の服や持ち物の準備は、前の日の晩に済ませてしまいます。

この行動、時々誉められることもあるんですが、

なんのことはなく、朝は頭が働かなくて効率が悪いので夜やるだけです。

先に準備しておけば、安心感からか晩酌のお酒もより一層美味しいですしね。

朝はとにかく、何も考えずにできる行動が心地よいわけです。

 

 

これは仕事にも当てはまります。

昼ごはんの後なんて、できれば何も考えずに無心でできる仕事したいんですよね。

私の仕事でいえば、写真の色を調節したり、資料を探して集めたり。

頭を使わないわけではないんですが、慣れの方が先行して無心で出来ます。

通い慣れた道の通勤みたいなものですかね。

 

 

無心で行動しているうちに、頭が身体についていくようになります。

スムーズに活発な行動にシフトチェンジできればしめたものですね。

ボタンひとつでやる気が出るスイッチなんて当然ありませんし、

すぐやる気になれる強い心も持ち合わせていません。

「まずは身体から行動にうつす」これが私にマッチした対策ですね。

 

 

まあ弱けりゃ弱いでいいじゃないか、という一種の諦めですね。

弱いなりに少しずつ前に進む方法を模索したところ、

100%にはほど遠いですが、30%程度は進める術を見つけました。

あくまで私に合った方法なので、皆さんに当てはまるかは分かりませんが。

やる気がでないときは、何も考えずにできる行動。いいですよ、これ。

 

 

問題は、そういう行動をやり尽くして、もう一切残ってない場合ですね。

昼ごはん食べた後で、今まさに黙々と無心でできる行動に没頭したいんですが、

日々そういう行動に逃げ続けたせいか、強烈な難題の仕事しか残っていません。

いやー、どうしようかな、これ。締切も近いなぁ。

30%どころか3%も進められる気がしませんね、これ。