松尾画報

辺境のカンガルーの近況

どきっとする

街中でハンズフリー通話をしている人を時々見かけます。

電話の音声をイヤホンに飛ばして通話する方法ですね。

 

使っている人にしてみれば、手に電話を持って通話するより使いやすいと思います。

なんせハンズがフリーになっているわけですからね。

会話に気が取られて周りへの注意が行き届かないのはダメですが、

それは手に持っていようがハンズフリーだろうが同じことですね。

 

私だけかもしれませんが、あれ、見かけるとちょっとびっくりするんですよね。

大きい声で独り言を話しながら歩いているみたいに見えちゃうんです。

手に電話を持って話しながら歩いてくる人がいても何も思いませんが、

ハンズフリー通話の方が歩いてくると、ハンズフリーだと気づくまではどきっとしちゃいます。

 

これって、結局のところ「わかりやすいかそうでないか」ということだと思うんですよね。

耳に電話を当てていると「通話しています」というのは一目瞭然なわけですが、

歩きながら話しているだけでは、ぱっと見はそれが分からないわけです。

なので不意をつかれてびっくりしちゃう、と。

 

 

 

いやね、なんでこんな話しているかというとですね。

取引先の新社会人の方がね、会話をしていても全然相槌を打たないんですよね。

ずっと何かを考えているように斜め上を見つめているので、

ちゃんと聞いているか、伝わっているか、なんだか不安になってくるんです。

 

ビジネスセミナーなんかでよく”人の話にはちゃんと相槌を打て”と言われます。

周りの人に自分の感情が伝わるように振る舞え、ということですね。

まあ、私もあんまり人のこと言えたようなものではないんですけど。

周りに分かるように態度でちゃんと示す、というのは大事なことだなぁ、と思いましたね。

 

 

 

ハンズフリー、便利そうではあるんですけどね。

やっぱり違和感あるのかな、便利なわりに浸透が遅い気がするんですよねぇ。