松尾画報

辺境のカンガルーの近況

見習おう


“スーパーのいい店員さん”と聞くと、どんな人を想像しますか?

おそらく何人かは”レジ打ちが速い人”と答えるんじゃないでしょうか。

ええ、答えてください。でないとこの文章、ここで終わっちゃいますから。

 

いつも行くスーパーに、とてもいい店員さんがいるんですよ。

ぷっくり太ったおばさんの店員さん。

彼女の特徴は、やはりいつもニコニコして愛想がいいことでしょうか。

 

レジ袋は大1枚でいいですか? ポイントカードお持ちですか?

毎回忘れずに必ず聞いてくれます。超笑顔で。

私が娘を抱っこしていると、必ず話しかけて手を振ってくれます。

 

この店員さん、レジ打ちは速くないんですね。

律儀に「大根が1点、納豆が1点」と声に出しつつ、

商品を丁寧にそっと持って扱うので速くないんです。

 

時々、袋が破れてるような痛んだ商品を取り替えに走り、

レジの行列が長くなったりすることもあります。

帰ってきてから、またマイペースに律儀なレジ打ちを再開します。

 

外国人に、ものすごくつたない英語で話しかけているときもあります。

「袋、ノー? ワン ?オア、ツー?」みたいな感じで。

「”袋”って思いっきり日本語やん…」と思っちゃいますが。

 

私個人的にこの人の接客がツボにはまっています。

とにもかくにも、いつもニコニコなので、ほっこりするんですよね。

まあ、レジ打ちは速くないんですが。

 

一度だけ、お店以外で会ったことがあります。

会ったいうか、反対側の道を自転車で走っているのを見かけただけですが。

むちゃくちゃスピード出てましたねぇ…、レジを打つ姿からは想像もできないくらい。

 

さて、今日もあの店員さんのレジの列に並ぶとしますか。

1日ぐったり疲れた心を、ニコニコ笑顔で癒してくれますからね。

ただ、もう少し、もう少しだけでいいからレジ打ちが速ければ…。

 

 

 

んー、短気は損気ですねぇ。

あの店員さんのように、毎日ニコニコ笑顔で過ごしたいものです。

レジ待ちで時間つぶすのも粋なもんだ、と思うことにしましょう。