松尾画報

松尾の独り言

真夏にインフルエンザ


まつお内科では中学生以上の年齢の患者様を対象に診療を行っています。
ここ2~3年、夏場によくみられる風邪症状の患者様の傾向として、大人の方にもプール熱やヘルパンギーナ、手足口病が多くなってきているなと感じています。ウイルスの性質上、免疫能といわれる抵抗力の低下した状況では十分理解できる感染症です。
先日、職場でインフルエンザが流行っていると発熱の患者様が受診されました。数年前、沖縄で夏場にインフルエンザが小流行したことがありましたが、私自身に真夏にインフルエンザと診断したことはありませんでした。インフルエンザウイルス自身が低温と乾燥を好むので、夏には流行しにくいことは正論だと思います。しかし、流行しないと発症しないとは違いました。
普通は大丈夫なのですが、と喉を診察させて頂くとまさにウイルス性の強い急性上咽頭炎の様相を呈しており、迅速診断キットにて速やかにA型インフルエンザを確定し、治療を開始できました。
海外への渡航、海外からの来訪がどんどん増加している今日、既成概念にとらわれない診療が必要と感じます。
また、うがいと手洗いが大切であるとともに、状況によりマスクも必要であるのでしょう。
それにしても、猛暑の中、マスクとは・・・。